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誰かのために

「記憶に残りやすい本の読み方」科学を使って効率よく記憶に残す読み方を説明します

あなたは、今本をどのように読んでいますか?朗読だったり、気になったところ紙に書いたりと様々な読み方をしていると思います。

今回は、読み方を知らないあなたに、科学を使った、記憶に残りやすい読み方を解説していきます。

本を読むためには、読書サイクルを知らないといけません。読書サイクルには、3つのステップがあります。1つ目は一番重要な本を読む準備をするということです。2つ目は、本の読み方を知るです。3つ目は、本から得た知識をアウトプットするす。この3つが読書サイクルになります。

本を読む準備が一番重要なので下のリンクの記事をまず見てください。

https://blog.hatena.ne.jp/hiayumu/hiayumu.hatenablog.com/edit?entry=26006613769974388

そして、今回は2つ目の本の読み方について解説していきます。

本の読み方とは、具体的には理解力や、記憶力を高める読み方ということです。これを、知っているかい、いないかは大きく変わってきますので、最後までお付き合いください。

 

記憶に残りやすい本の読み方テクニック

記憶に残りやすくするためのテクニックは5つあります。

1つ目「予測読み」2つ目「視覚化読み」3つ目「つなげ読み」4つ目「要するに読み」5つ目「質問読み」の5つのテクニックがあります。

この、テクニックについて次から解説していきます。

記憶に残りやす本の読み方1.予測読み

あなたは、本を読む前に何かしますか?本を買ったらすぐに開いて読み始めると思います。でも、それだと記憶に残すことはできません。

しかし、本を読む前に1つのテクニックを行うことで、記憶に残りやすくすることができます。それが、「予測読み」です。

予測読み」とは、文字の通り本の内容を予測してから読むということです。これをするだけで、記憶に残りやすくなるのです。

では、読み方の手順を話していきます。

まずは、本とタイトルや、目次、著者のプロフィールをチャックします。

「予測読み」に重要なのは、自分の過去の経験や知識を使って本にどんなことが書いてあるのか予測することです。

例えば、ダイエットの本だと、「脂肪を燃やすためには、有酸素運動が大事」「食事を改善して脂肪をつきにくくする」などの予想ができると思います。

そして、本に対する予想を書くときは、必ず箇条書きで書きましょう。そしたら、本を読んでいるときに、自分の予測と本の内容を見比べることができ、本に自分の知らない情報があればあるほど記憶に残りやすくなります。

とにかく大事なのは、予測した本の内容と読み終えた内容を比較することです。

そして、もう一つ効果があります。本を日ごろ1日で読み切ることができない人には、最適です。9割の人が本の最初の1章で挫折しているのです。

しかし、「予測読み」で自分の求めている情報が明確になるので、目次を見てどの章から読めばよいのかがつかめてきます。そしたら、そこから読めばよいのです。

ここで大切なのは、自分が興味のある章から読むことです。そうすることで、1冊を読むハードルも下がり、欲しい知識を手に入れることができます。

結果、本の知識を忘れることなく記憶に残すことができるのです。

記憶に残りやすい読み方2.「視覚化読み」

「視覚化読み」とは、読んだ内容を頭の中でビジュアル化、映像的に膨らませる読み方です。

あなたも、映画とか漫画の内容を友達に話すときは覚えているから具体的に話せると思います。でも、実用書や参考書、論文などになるとストーリー性どころか、キャラクターも出てきません。

ビジュアル化かができていないと、本の内容が頭から抜けていきます。しかし、ビジュアル化し、ストーリー性を持たせて読むのが「視覚化読み」になるのです。

しかし、実用書には、ストーリーがないからどうしたらよいのかと迷うと思います。でも、意識的に手順を踏んでビジュアル化すれば、内容を記憶に残すことができます。その方法が、理論構造を絵でイメージするです。

理論構造は、「前提」「解説」「結論」をひとまとめにしたことを言います。

そして、理論構造を頭の中で物体としてイメージします。自分の求めていたものを「前提」として、読んだ内容に含まれていた役立つ知識を「解説」にし、誰かに話す状況を想像しながら「結論」を要約する。これが、このような形にします。

そして、下記のようなマインドマップにして、空いた時間に見て記憶に定着させるのです。

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Googleより   マインドマップ

では、実用書などで視覚化読みを実践してみましょう。ポイントは、あなたが役立つと感じたところをピックアップし、それをパーツごとにまとめ、理論構造にして、ビジュアル化することです。

  • 自分が求めていることは「A」で、その答えは「B」と書かれている。
  • 著者が根拠として挙げているのは、「C」という実験や「Ⅾ」というデータ。
  • 誰かに話すときは、「A」の答えは「B」。なぜなら、「C」という実験があり「Ⅾ」というデータがあるから。

このように、つながりでイメージすることで記憶に定着する効果が得られます。そして、1冊の本で実践する場合は、まとめた理論構造がたまったら、そこからキーワードを抽出して、ビジュアル化するのです。

これが、「視覚化読み」になります。

記憶に残りやすい本の読み方3.「つなげ読み」

「つなげ読み」とは、本の内容を、自分の過去の経験やすでに知っている知識と結びつなげて記憶に定着させる読み方です。

脳は、新たな情報を受け取った時に。他の記憶と結びつかないものは、重要でないと判断し、すぐに忘れていく性質があります。

逆に、他の知識と結び付けると、脳がこの情報は重要と判断し、記憶に残りやすくなるのです。

そして、つなげる先は3つあります。

  • テキスト・トゥ・テキスト

「この本の内容は、前に読んだ本と近い内容が書いてあるな」とこのように、今読んでるテキストと過去に読んだことあるテキストをつなげて読む方法です。

シリーズ本や続編などはこの読み方が使えます。

  • テキスト・トゥ・セルフ

「このテキストに書いてあることは、自分の過去にあったことに似てないだろうか」「確かに自分もこんな経験がある」などと、自分の過去の経験とテキストの内容をつなげる方法です。

これは、自分の脳が過去の経験とつながりインプットされて、それは感情を伴ったエピソードになり記憶に残りやすくなるのです。

感情は扁桃核と関わりがあり、扁桃核が刺激されると、その近くにある記憶をつかさどる海馬の働きも活発になり記憶に定着しやすくなるのです。

  • テキスト・トゥ・ワールド

この本に書いてあることは、ニュースで見たことあるぞ」「この本に書いてあることは実際に起きていることではないか」と、世界で起きている出来事とテキストの内容をつなげる方法です。

 

本を読みながら自分の知識、経験、世の中の出来事の3つにつなげて読むのが「つなげ読み」になります。そして、本への理解度を深めていくのです。覚えたいところを絞って使うようにしましょう。

つまり、互いにつながりあった情報は抜け落ちにくい状態になり記憶に残りやすくなるのです。なので、あなたも実践してみてください。

記憶に残りやすい本の読み方4.「要するに読み」

要するに読みとは、「ここに書かれている内容は、要するにこういうことか」と

本の内容を自分のことばに砕いて理解する読み方になります。

あなたも、したことあるのではないかと思います。そして、この読み方には、2段階の使い方があります。

1段階目は、本をじっくりと読むのが苦手、読むのに時間がかかってしまう人にお勧めです。

方法は、じっくり読むのではなく、各章を拾い読みし、章ごとに「要するに、こういうことが書いてある。」と要約します。ここで大切なのは、自分の言葉で「ここはこうでしょう」と言い切ってしまうことです。

ポイントは、1行で短く感想や印象を書きそえて、大げさなくらいに感情を入れることです。すると、自分がどこに興味を持ち、読むべきでないところが判断できる材料ができます。

このように、自分が読むべきポイントを把握できるので、読書スピードを上げる効果があります。

 しかし、「要するに読み」には、もう1つの効果があります。それは、内容に優先順位をつけることができることです。

それは、目次を見て本の内容をざっくりと要約し、自分に役立つところ、興味があるところを選び、優先順位をつけることができます。このように、自分の都合に合わせて読むべき順番を決めると、目的意識が高まり、集中して読むことができるのです。

だから、無駄を大幅にはぶくことができます。

 次に、2段階目の「要するに読み」を紹介します。

それは、優先順位を付けたものを絞り、さらに頭に刻みこむことです。本に、書かれていることを自分の中で、必要だと思うところを「自分の言葉」で要約することが大事なのです。 

例えば、この記事だと要するに、つなげ読みをすることで、脳が本の内容を重要だと思い記憶に定着しやすくなる。だから、本を読むときは、何かつながりがないか探してみて、つなげてみることが大切だ。

このように、自分の言葉でまとめることで自分ごとになり記憶に定着しやすくなるのです。ここでおすすめなのが、感情や感想を入れてすることがおすすめです。

本を読んで内容を受け止めても役に立ちません。自分から仕掛け、自分ごとで考えて初めて人生に影響するのです。そのことを忘れないようにしましょう。

記憶に残りやすい本の読み方5.「質問読み」

「質問読み」とは、本に質問をする読み方です。この読み方、理解度を深めるために最も効果の良いテクニックです。

理由は、読む行為のインプットに対して疑問を持ち、自分で質問して答えを作るというアウトプットをすることで、理解力、記憶力を高めてくれるからです。

この読み方の仕方は、本を読む前にどの本にでも合う質問を用意ておくことき、読んでいる最中にその質問に対する自分の答えを探していきます。

どのような質問かは、ハジェテペ大学が17個の質問を用意しています。

  1. この本が挙げている問題提起は何か?どんな問題を提示し、どんな解決策を提供しているのか?
  2. この本はどのように始まり、どのように終わったか?
  3. あなたはこの本から何を学びたいか。
  4. この本が同じジャンルの本と似ている部分、違う部分はどこか?
  5. この本はなぜ重要なのか。
  6. この本の内容はタイトルとあっているのか。この本のタイトルをあなたがつけるとしたら。
  7. この本のキーポイントやコンセプトはなんだ。
  8. 本の書き出しをチェックして、著者は読者を引き込むためにどんなトピックを使っているのか。
  9. 本で扱われているビジュアル要素、チャート・地図・ラベル・グラフ・写真・図解から何を学んだか。それらの要素からどんな種類の情報を得たのか
  10. 著者は読者に対してどのように考えてほしいと思っているのか。
  11. 人に勧めるときにどの章のどの部分を一番に取り上げるか。
  12. 作者はこの本を面白くするためにどんな工夫をしているだろうか。
  13. 作者の主張のどこに賛成できるだろうか、その理由は。
  14. テーマを説明するために作者はどのような事例を挙げているだろうか。一番興味深かった事例は。
  15. この本を読んでいるときにどのような感覚になったか。
  16. この本で最も重要な一文はどれか。その理由は。
  17. 本の内容を振り返って一番心に刺さった個所はどこか。

この質問から3、4つ選ぶようにしましょう。

大事なのは、質問を頭に本を読み進め、自分なりの答えを探すことです。

人間の脳は疑問に思ったことの答えを探す性質があります。これを、利用して、自問自答を繰り返しながら記憶の定着を深めていくのです。

これが、「質問読み」になります。

まとめ

  • 「予測読み」は、本を読む前にどんな事が書かれているのか予測し、比べながら読む。
  • 「視覚化読み」は、本の内容をビジュアル化し、ストーリー性を持たせることが大事。
  • 「つなげ読み」は、依然読んだ本や、自分の知識、経験、世界の出来事などに関連させながら読むことで記憶に残るようにする。
  • 「要するに読み」は、本の内容を自分の言葉でまとめることで理解度を深めることができる。
  • 「質問読み」は、本を読む前に質問を準備しておき、その質問を本の中から自分なりの答えを見つけ、記憶に定着しやすくすることができる。

この5つの読み方を実践し、本への理解度を深め、記憶に定着させましょう。そして、本の内容を実践することで、人生を変えることができます。だから、この5つを実践しましょう。

本の上手な読み方「準備編」

今回は、超効率的に本を読むためにメンタリストダイゴさんの本を読んでまとめた読書術について解説していきたいと思います

読書のサイクル

読書サイクルには、3つのステップがあります。まず、1つ目は本を読む準備をすることです。2つ目は、本の読み方を知ることです。3つ目は、本から得た知識をアウトプットすることです。これが、読書サイクルになります。このことを覚えておいてください。

あなたは、本を読む準備をしていますか?

本を読むほとんどの人が本を読む準備をしていないのです。本を読む準備ができていないとただ本を眺めているだけの人になってしまい、あなたの得たい本の内容などを頭に残すことができません。

そして、本を読む準備は、読書サイクルの3つのステップの中で一番重要になります。なぜなら、準備ができていないと残りの2つができないからです。

そのようにならないために、今回は本を読む準備の3つのテクニックを教えていきます。

 

テクニック1.メンタルマップ

準備として、初めにメンタルマップを作ります。

メンタルマップとは、自分の人生の目標や目的、行動を箇条書きに目に見えるようにしたもです。

人間は、物事を始めるときに、やるべき理由や、メリットを感じています。でも、日常生活を送る間に、「なぜ、自分はこれをしているにか?」と見失う傾向があります。結果、今していることを何でしているのかわからなくなり途中で挫折してしまい最後まで読むことができなくなります。

このような人の心理に着目して、ハーバード大学のショーン・エイカーが提唱したのがメンタルマップです。

何かをするときの目標や理由、メリットを3つ紙に書きだし、挫折しそうになった時に、紙を見ます。そうして、脳に自分の行動の目的などを再確認させ、やる気を取り戻せるという仕組みなっています。これを、読書にも活用しようということです。

では、さっそくメンタルマップの作り方について解説します。

書き方は簡単です。「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」「この本から何を得たのか?」「この本を読んで、どういう状態になりたいと願っているのか?」などの、本を読む前に考えていたことなどを書きます。

次に、この質問に対して3つの答えを書き出していきます。

例えば、読書術の本を読むにあたって。「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」に対して、「本を読むことが苦手だから」や「本の内容をすぐにわすれてしまうから」などの答えが出てきます。

次に、「この本から何を得たいか?」からは、「本を速読む方法を知りたい」や「本の内容を忘れないようにするための方法を知りたい」などの答えが挙げられます

次の、「本を読んで、どういう状態になりたいと願っているのか?」に対しては、「本を読むスピードが速くなっていたくさん本を読めるようになっていたい」や「やくさん読んでも本の内容を忘れないようになっていたい」などの答えが出ます。

このように、書いておきこのメモをしおり代わりに使うのもいいし、読書するときに身近においておきます。そうして、集中力が途切れそうになった時や、読むのが面倒な時にメンタルマップを見返すようにします。

その結果、本への興味を取り戻し、集中力が戻ってくるののです。

そして、メンタルマップの効果はもう一つあります。それは、自分の欲しい情報を見えるようにしたことで、本から必要な知識だけを抽出することができるのです。これを、カラーバス効果といいます。

あなたも、経験したことあると思います。例えば、自分が欲しいと思った車などがあるとします。今までは通っても気にすることがなかったのに、欲しいと思ってから、見につくようになったことがありませんか。それと、同じことです。

本から、得たい知識をはっきりすることで得たい知識だけを抽出できるようになります。こうして、超効率の良い読書ができるのです。

私も、メンタルマップを書き始めてから、本を読むときに集中できるようになり、途中でやめてしまうことがなくなりました。それに、自分の欲しい知識を抽出できるようになりました。

テクニック2.キュリオシティ・ギャップ

キュリオシティ・ギャップは、本の内容を記憶に残す準備です。あらかじめ自分が知っていることとと、本に書かれた自分の知らないことの差を意識することが好奇心を刺激して、内容が記憶に残りやすくなります。

人間は、興味があること、関心があることに触れると好奇心がかき立てられます。すると、脳の報酬系が活性化しやる気が出ます。

そして、報酬系は記憶をつかさどる海馬の隣にあり、脳は、近くの部位が活性化すると影響を受けやす性質があります。要するに、好奇心により報酬系が活発に活動することで、海馬の動きも活発になり、記憶力がアップするということです。

これは、研究でも明らかになっており、カルフォルニア大学の研究で、学生に100問のトリビアクイズを質題しました。質問の内容は様々で、多種多様な質問がありました。研究結果は、質問と答えを聞いて、好奇心をつかさどるエリアが活性化した被験者は、71%の確率で答えを記憶しており、一方で、好奇心をつかさどるエリアが活性化していない被験者は、54%の記憶率にとどまったそうです。

要するに、研究からも、好奇心をつかさどるエリアが活性化すると記憶力も向上するということが分かったのです。

つまり、人間の脳は、好奇心を刺激されると、記憶力も高まるということです。これを、本を読むときにいかすということです。

キュリオシティ・ギャップの仕方について解説します。

やり方は、簡単です。まずは、見開き1ページのノートを準備します。

次に、自分が今から読もうとしている本のテーマ、ジャンルを確認します。そして、ノートの左側に自分がすでに知っている知識を箇条書きで書いていきます。

次は、本の目次を見て、自分が興味を持ったところを、知らないところをノートの右側に箇条書きで書いていきます。これで、終わりです。

これは、自分の知っていること、知らないことを分けることができるので、知らないこと絵の好奇心をかき立ててくれます。それに、自分の知っている知識は読まなくてもよいので、読書スピードも上がり、超効率的に知識を吸収できるようになります。

もう一つの方法は、著者と対話をしていると思い読書をするのです。本を読むより会話の方が内容は覚えてることができます。それは、感情が乗るからです。記憶は感情が動かされることによっても定着しやすくなります。

あなたも、怒ったことや、つらいことなどよく覚えていると思います。それと、同じことです。会話していると思いながら読書をすることで、より感情を動かし、記憶の定着の効率化を良くしていくのです。

なので、紹介の欄を見て、著者がどのような人なのかを想像しながら本を読むと記憶の定着につながります。だから、覚えることができな人は実践してみてください。

テクニック3.セルフテスト

セルフテストとは、自分の現在地を知るということです。どういうことかというと、自分が本を読むときに、読めなくなったり、つまずいてしまい挫折したりしまう原因を見つけるために行うテストのことです。

これを、本を読む5分前に行い、自分が苦手だと思うことに対して、対策を取り苦手意識を取り除くということをするのです。

では、まずメルボルン大学のセルフテストで使われている10のチェック項目を紹介します。

  1. 十分な時間とモチベーションが足りない
  2. 集中力の維持ができない
  3. 読むスピードがなかなか速くならな
  4. ボキャブラリー不足(専門用語などを知らないということ)
  5. 本のどこに集中すべきか選べない
  6. 新しい理論、情報を理解できない
  7. メインのポイントと議論のポイントがつかめない
  8. エビデンスの価値がはかれない(書いてあることが信用できるのかわからないということ)
  9. 本の内容を理解するための背景知識や経験がない
  10. なじみのない分野である

これらの複数の原因が重なり本をうまく読めない状態になります。しかし、原因にきちんと対策を取り改善していけば問題ないのです。

ここからは、先ほどの10の項目の対策を紹介します。

1.十分な時間とモチベーション

モチベーションの対策は、上記でも紹介したメンタルマップが対策になります。

そして、十分な時間に関して、2時間や3時間などのあらかじめ時間を空けて取っておくのではなく、移動中の時間や、仕事の休憩時間、少しの隙間時間などに読むことから始めていきます。

2.集中力の維持ができない

集中力が維持できな対策にも、メンタルマップが効果的です。その他には、10分だけ集中すると決めて、タイマーを仕掛けて、10分経ったら少し休憩してまた読み始めるを繰り返すのもいい方法です。

3.読むスピードが速くならない

これに対する対策は、本は早く読まなくてよいということを理解することです。ただ、は読んでも意味がありませんから。

4.ボキャブラリー不足

この対策は、読めなかった専門用語や単語を、書き出します。そして、読めなかった悔しさなどの感情を使ってミニテスト行います。ミニテストとは、本を一回閉じて何が書いてあったか思い出す作業のことです。

5.本のどこに集中すべきか選べない

対策としては、本を全部読まないといけないという思い込みを捨てることです。そして、自分が必要としていること、興味あるとこを目次から探し、そこを読むようにしましょう。

6.新しい理論、情報を理解できない

この対策は、まずは、自分が理解できるところと、自分の知っている知識との共通点を見つけましょう。新しい知識の6,7割は既存の知識と関連しているので、諦めず共通点を探し、できるとこまで理解度を広げていきましょう。

7.メインのポイントと議論のポイントがつかめない

これは、読むべきとこと、飛ばしてよいところの見分けがつかないということです。

これへの対策は、具体的には、テーマを分かりやすくするための事例や、回想シーンは読まなくても大丈夫です。ここで注目すべきは、「しかし」や「つまり」などの接続詞です。そこに注目することで読むべきとこや読まなくてよいところが見えてきます

8.エビデンスの価値がはかれない

エビデンスとは、証拠や根拠のことを言います。つまり、本の内容に証拠や根拠がなく信用していいかわからないということです。

これへの対策は、エビデンスの書かれていない情報やテクニックは読む必要がないということです。つまり、根拠や証拠などがかかれいる本を読むことだということです。

例えば、研究事例などが乗っている本のことを言います。

9.本の内容を理解するための背景知識や経験がない
10.なじみのない分野である

これは、本に関する知識や経験がなということです。数学するのに算数を知らない状態です。

対策としては、入門書などを読み、基礎知識を付けてからもう一度その本を読むようにしましょう。

以上がセルフテストになります。

まとめ

  • 集中力がない人が準備することは、「メンタルマップ
  • 本の内容などを覚えることができない人は、「キュリオシティ・ギャップ」
  • 自分の現在地を知り、対策を立て途中で挫折しないようにする準備は、「セルフテスト」

これら3つの準備があなたの読書を超効率的にしてくれます。だから、あなたも、読書をする前に、これらの準備をしてください。そしたら、読書が楽しくなるでしょう。

最後までありがとうございました。

 

 

 

超効率的 読書術

今回は、超効率的に本を読むためにメンタリストダイゴさんの本を読んでまとめた読書術について解説していきたいと思います

読書のサイクル

読書サイクルには、3つのステップがあります。まず、1つ目は本を読む準備をすることです。2つ目は、本の読み方を知ることです。3つ目は、本から得た知識をアウトプットすることです。これが、読書サイクルになります。このことを覚えておいてください。

この3つの中の本を読む準備について今回は解説します。

本を読む準備をする。

あなたは、本を読む準備をしていますか?

本を読むほとんどの人が本を読む準備をしていないのです。本を読む準備ができていないとただ本を眺めているだけの人になってしまい、あなたの得たい本の内容などを頭に残すことができません。

そして、本を読む準備は、読書サイクルの3つのステップの中で一番重要になります。なぜなら、準備ができていないと残りの2つができないからです。

そのようにならないために、本を読む準備の3つのテクニックを教えていきます。

テクニック1.メンタルマップ

準備として、初めにメンタルマップを作ります。

メンタルマップとは、自分の人生の目標や目的、行動を箇条書きに目に見えるようにしたもです。

人間は、物事を始めるときに、やるべき理由や、メリットを感じています。でも、日常生活を送る間に、「なぜ、自分はこれをしているにか?」と見失う傾向があります。結果、今していることを何でしているのかわからなくなり途中で挫折してしまい最後まで読むことができなくなります。

このような人の心理に着目して、ハーバード大学のショーン・エイカーが提唱したのがメンタルマップです。

何かをするときの目標や理由、メリットを3つ紙に書きだし、挫折しそうになった時に、紙を見ます。そうして、脳に自分の行動の目的などを再確認させ、やる気を取り戻せるという仕組みなっています。これを、読書にも活用しようということです。

では、さっそくメンタルマップの作り方について解説します。

書き方は簡単です。「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」「この本から何を得たのか?」「この本を読んで、どういう状態になりたいと願っているのか?」などの、本を読む前に考えていたことなどを書きます。

次に、この質問に対して3つの答えを書き出していきます。

例えば、読書術の本を読むにあたって。「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」に対して、「本を読むことが苦手だから」や「本の内容をすぐにわすれてしまうから」などの答えが出てきます。

次に、「この本から何を得たいか?」からは、「本を速読む方法を知りたい」や「本の内容を忘れないようにするための方法を知りたい」などの答えが挙げられます

次の、「本を読んで、どういう状態になりたいと願っているのか?」に対しては、「本を読むスピードが速くなっていたくさん本を読めるようになっていたい」や「やくさん読んでも本の内容を忘れないようになっていたい」などの答えが出ます。

このように、書いておきこのメモをしおり代わりに使うのもいいし、読書するときに身近においておきます。そうして、集中力が途切れそうになった時や、読むのが面倒な時にメンタルマップを見返すようにします。

その結果、本への興味を取り戻し、集中力が戻ってくるののです。

そして、メンタルマップの効果はもう一つあります。それは、自分の欲しい情報を見えるようにしたことで、本から必要な知識だけを抽出することができるのです。これを、カラーバス効果といいます。

あなたも、経験したことあると思います。例えば、自分が欲しいと思った車などがあるとします。今までは通っても気にすることがなかったのに、欲しいと思ってから、見につくようになったことがありませんか。それと、同じことです。

本から、得たい知識をはっきりすることで得たい知識だけを抽出できるようになります。こうして、超効率の良い読書ができるのです。

野球の極意「バッティング」心編

今回は、バッティングの時の心の状態についての話をしていきたいと思います。

心の状態といってもどのようなことって、思うかもしれませんが具体的には、心理やメンタルについての話です。

スポーツでは、感情的になったり、緊張するとかえっていいプレーをすることができなくなります。でも、チャンスの場面など、どうしても緊張してしまいます。そんなときに心を落ち着かせる方法を話していきます。

 

 

1.ルーティン

あなたは、ルーティンという言葉聞いたことありますか?

ルーティンとは、決まった時にやる一連の動作のことを言います。これは、簡単に言うと、何かするときに自分がいつもしている行動のことです。

あなたも、ルーティンは、なんとなく聞いたことがあると思います。これを、試合の時にするという話です。

なぜ、ルーティンを試合の時にすると思いますか?それは、集中力を上げることかできるからです。

打席に入る前などに、ルーティンをすることで緊張を和らげ、心を整えることができます。

これは、研究でも出ています。大学生の女子ソフトボール部12名を対象として、ルーティンがどのような影響を及ぼすのか調査が行われました。調査方法は、大会前後にアンケート調査行い確かめるというものでした。大会の1か月前に各自のルーティンを決めて実践してもらい、大会が終わるまで記録してもらったそうです。

その結果、緊張が5.25から4.673に、怒りが2.83から2.443に、疲労が5.83から3.996に、混乱が6.25から4.495になったという結果が出ました。

これは、ルーティンをすることで、感情を落ち着かせ、緊張もやわらげて、疲れ、焦りまでも下げてくれる効果があるとわかったのです。

このように、ルーティンには、様々な効果が得られます。そして、プレーにも良い効果が出ます。心が落ち着くと勝手に集中ができるようになるからです。

プロの選手でもルーティンを活用している人はいます。わかりやすい人はイチロー選手のルーティンは世界的に有名です。プロの選手でも行っていっる技を実践してみてください。そうすると、あなたも、試合でのプレーが変わってきます。

実践法としては今から自分で打席に入る前に取る行動を決め、それを必ず打席に入る前に行うようにしてください。

2.呼吸

1.ではルーティンについて話しました。それとは別に、呼吸法を使った、心の落ち着かせ方を話していきます。

参考に、研究を乗せます。

体育大学生の男177名と女300名の計477名を対象に、呼吸法についての過去の経験などを調査する研究を行ったそうです。そして、調査の結果、スポーツの場面で約7割の人が呼吸法を行っていたそうです。そして、その中でも、精神面効果が41%、技術効果が17%、両方が42%という結果が出ています。

どのような呼吸法を実施しているのかというと、72%の人が深呼吸だったそうです。目的は、「リラックス」が約8割を占めています。

要するに、「リラックス」するために、深呼吸をしている人がほとんどだったそうです。

そして、呼吸法を実施した人のほとんどが、効果について肯定しています。要するに、呼吸法を試して効果があったことを実感しているということです。

なので、緊張したり感情的になっている場面や、なりそうな場面では、一度深呼吸してリラックスしてみると感情の高ぶりを抑えて、良いパフォーマンを発揮することにつながります。

試合で、良く緊張していつもしていることができな人や、感情的になり、なんでもボールを振ってしまう人はこの方法を試してみてください。

実践法としては、打席に入る前に、一度大きく深呼吸してみてください。ほかには、おいこまれたときやチャンスの時でもよいです。

まとめ

ルーティンや呼吸法で感情の高ぶりや、緊張を抑えることができ、パフォーマンスの向上につなげることができる。

 最後に、試合の打席での一番の敵は、自分自身の心です。心が冷静な方が勝ちます。だから、打席の中で冷静にいるためにも、今回の方法を、試してみてください。