あゆむブログ

誰かのために

野球の極意「バッティング」心編

今回は、バッティングの時の心の状態についての話をしていきたいと思います。

心の状態といってもどのようなことって、思うかもしれませんが具体的には、心理やメンタルについての話です。

スポーツでは、感情的になったり、緊張するとかえっていいプレーをすることができなくなります。でも、チャンスの場面など、どうしても緊張してしまいます。そんなときに心を落ち着かせる方法を話していきます。

 

 

1.ルーティン

あなたは、ルーティンという言葉聞いたことありますか?

ルーティンとは、決まった時にやる一連の動作のことを言います。これは、簡単に言うと、何かするときに自分がいつもしている行動のことです。

あなたも、ルーティンは、なんとなく聞いたことがあると思います。これを、試合の時にするという話です。

なぜ、ルーティンを試合の時にすると思いますか?それは、集中力を上げることかできるからです。

打席に入る前などに、ルーティンをすることで緊張を和らげ、心を整えることができます。

これは、研究でも出ています。大学生の女子ソフトボール部12名を対象として、ルーティンがどのような影響を及ぼすのか調査が行われました。調査方法は、大会前後にアンケート調査行い確かめるというものでした。大会の1か月前に各自のルーティンを決めて実践してもらい、大会が終わるまで記録してもらったそうです。

その結果、緊張が5.25から4.673に、怒りが2.83から2.443に、疲労が5.83から3.996に、混乱が6.25から4.495になったという結果が出ました。

これは、ルーティンをすることで、感情を落ち着かせ、緊張もやわらげて、疲れ、焦りまでも下げてくれる効果があるとわかったのです。

このように、ルーティンには、様々な効果が得られます。そして、プレーにも良い効果が出ます。心が落ち着くと勝手に集中ができるようになるからです。

プロの選手でもルーティンを活用している人はいます。わかりやすい人はイチロー選手のルーティンは世界的に有名です。プロの選手でも行っていっる技を実践してみてください。そうすると、あなたも、試合でのプレーが変わってきます。

実践法としては今から自分で打席に入る前に取る行動を決め、それを必ず打席に入る前に行うようにしてください。

2.呼吸

1.ではルーティンについて話しました。それとは別に、呼吸法を使った、心の落ち着かせ方を話していきます。

参考に、研究を乗せます。

体育大学生の男177名と女300名の計477名を対象に、呼吸法についての過去の経験などを調査する研究を行ったそうです。そして、調査の結果、スポーツの場面で約7割の人が呼吸法を行っていたそうです。そして、その中でも、精神面効果が41%、技術効果が17%、両方が42%という結果が出ています。

どのような呼吸法を実施しているのかというと、72%の人が深呼吸だったそうです。目的は、「リラックス」が約8割を占めています。

要するに、「リラックス」するために、深呼吸をしている人がほとんどだったそうです。

そして、呼吸法を実施した人のほとんどが、効果について肯定しています。要するに、呼吸法を試して効果があったことを実感しているということです。

なので、緊張したり感情的になっている場面や、なりそうな場面では、一度深呼吸してリラックスしてみると感情の高ぶりを抑えて、良いパフォーマンを発揮することにつながります。

試合で、良く緊張していつもしていることができな人や、感情的になり、なんでもボールを振ってしまう人はこの方法を試してみてください。

実践法としては、打席に入る前に、一度大きく深呼吸してみてください。ほかには、おいこまれたときやチャンスの時でもよいです。

まとめ

ルーティンや呼吸法で感情の高ぶりや、緊張を抑えることができ、パフォーマンスの向上につなげることができる。

 最後に、試合の打席での一番の敵は、自分自身の心です。心が冷静な方が勝ちます。だから、打席の中で冷静にいるためにも、今回の方法を、試してみてください。